JA共済

台風を学ぶ/TYPHOON

暴雨風とともに日本を
縦断していく台風、
毎夏、日本にやってきて
甚大な災害をもたらします

今後、災害が激化する台風が
増加する可能性があります

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びます。
このうち低気圧域内の10分間の最大風速がおよそ17m/s(風力8)以上のものが「台風」です。
また、地球温暖化の影響を受け、最大風速が45m/sを超える非常に強い台風が
増加する可能性があるとされており、災害が激化することが予想されています。

あなたの住んでいるエリアは大丈夫ですか?

自分の住んでいるエリアの
ハザードマップを確認してみましょう。

ハザードマップとは?

さまざまな災害について、
被災が想定される区域や避難場所などを表示した地図のこと。
ご自宅の災害リスクや安全な場所を把握することができます。

台風の事例EXAMPLE

台風第19号 令和元年東日本台風

総務省内閣府

台風第19号令和元年
東日本台風
2019年10月

雨台風

10月6日に発生し、12日19時前に大型かつ強い勢力で伊豆半島に上陸。その後、13日12時に温帯低気圧に変わりました。10日から13日までの総降水量が、神奈川県箱根で1000mm、東日本を中心に17地点で500mmを超え、関東地方の7ヵ所で最大瞬間風速40mを超えました。

台風による被害状況

人的被害
死者104人 行方不明者3人
全壊
3,308棟
半壊
33,024棟
浸水/床上浸水
8,129棟
浸水/床下浸水
22,892棟
台風第15号 令和元年房総半島台風

国土交通省 関東地方整備局

台風第15号令和元年
房総半島台風
2019年9月

風台風

9月7日から8日にかけて伊豆諸島付近を北上し、9日5時前に千葉市付近に上陸。同日朝には茨城県沖に抜け、温帯低気圧に変わりました。風速については、伊豆諸島と関東地方南部の3地点で最大瞬間風速50m以上、千葉市では最大瞬間風速57.5メートル(観測史上1位)となり、記録的な暴風となりました。

台風による被害状況

人的被害
死者3人 行方不明者0人
全壊
391棟
半壊
4204棟
浸水/床上浸水
121棟
浸水/床下浸水
109棟

平成30年台風24号2018年9月

風台風

9月29日から30日明け方にかけて、非常に強い勢力で沖縄地方に接近し、30日20時頃に和歌山県田辺市付近に上陸。その後東日本から北日本を縦断し、10月1日12時に温帯低気圧に変わりました。広い範囲で暴風、大雨、高波、高潮となり、太平洋側を中心に観測記録を更新する猛烈な風が吹き、最高潮位を超える高潮を観測した所もありました。

台風による被害状況

人的被害
死者1人 行方不明者1人
全壊
14棟
半壊
94棟
浸水/床上浸水
22棟
浸水/床下浸水
115棟
  • ※出典 内閣府「平成30年台風第24号に係る被害状況等について」
令和2年台風9号・10号

出典:長崎新聞

令和2年
台風9号・10号2020年8月・9月

風台風

台風9号は8月末に発生し、31日に非常に強い勢力に発達。9月1日に沖縄に接近、最大風速は50mの非常に強い勢力に発達しました。3日には朝鮮半島に抜け、15時には温帯低気圧となっています。那覇市では最大瞬間風速43.1m/s、長崎県の五島空港では44.8m/sを記録。
台風第10号は、9月5日から7日にかけて大型で非常に強い勢力で南西諸島と九州に接近した後朝鮮半島に上陸し、8日3時に温帯低気圧に変わりました。
人的被害や住家被害が発生したほか、飛来物や倒木により高圧線断線等が発生し、南西諸島や九州を中心に広い範囲で停電しました。

台風による被害状況

台風9号

人的被害
死者0人 行方不明者0人
全壊
5棟
半壊
7棟
浸水/床上浸水
0棟
浸水/床下浸水
35棟
  • ※出典 消防庁 応急対策室「令和2年台風第9号による被害及び 消防機関等の対応状況(第9報)」

台風10号

人的被害
死者3人 行方不明者3人
全壊
5棟
半壊
34棟
浸水/床上浸水
8棟
浸水/床下浸水
119棟
  • ※出典:令和2年版 消防白書

台風の種類TYPE

台風を「雨台風」「風台風」と分けて呼ぶことがあります。
これらは俗称で雨による被害が大きかった台風を「雨台風」
風による被害が大きかった台風を「風台風」と呼びます。

雨台風

雨台風

風による被害は比較的小さく、雨による被害が大きい台風のことをいいます。一般に、梅雨期や秋期の台風に多く見られます。
例 狩野川台風、令和元年東日本台風(台風第19号)

雨台風の特徴

  • 台風の眼の周りに積乱雲が壁をつくり、猛烈な暴風雨となる
  • 壁の外は濃密な積乱雲。激しい雨が連続して降る
  • さらに外側の200~600kmのところには帯状の降雨帯。断続的に激しい雨が降る
風台風

風台風

雨による被害は比較的小さく、風による被害が大きい台風のことをいいます。一般に夏期の台風に多く見られます。
例 洞爺丸台風、令和元年房総半島台風、平成30年台風24号、令和2年9月台風9・10号

風台風の特徴

  • 台風は巨大な空気の渦巻きで、反時計回りに強い風が吹き込む
  • 進行方向に向かって右の半円は強い風が吹く
  • 左の半円では風速が幾分小さい
  • 台風の眼の中は風が弱い
  • 台風が進むにつれて、風の向きは変わっていく

台風の大きさ・強さの階級

気象庁は風速(10分間平均)をもとに台風のおおよその勢力を「大きさ」と「強さ」 で表しています。
大きさと強さの階級を表にしました。これを基本に「大型で強い台風」のように表現します。

  • 台風の大きさの階級

    台風の大きさの階級
  • 台風の強さの階級

    台風の強さの階級